2020-01-01から1年間の記事一覧

週刊文春編集長の仕事術を読んで

パパラッチのようなあまり良い印象のない雑誌。 週刊文春に対する私の印象はそれだけでした。 読んだこともないのにひどい話ですが、数々のスキャンダルを取り上げてきたという事実のみが抱かせたものです。 現代人には多いかもしれませんが、マスコミへの信…

1億円の借金を背負ったらどうするか。

「借金の底なし沼で知ったお金の味」金森重樹 まず、表紙を見て 25歳フリーター、借金1億2千万、利息24%からの生還記 とあったので、なぜ25歳のフリーターがこのような大金の借金が出来たのだろうか。と単純に疑問に思いました。 普通の正社員で働…

史実を歩く。

史実を歩く。 歴史小説で高い評価を得ている吉村昭氏のどのように執筆にあたり、どのように調査をしているのか。 これは、その「取材ノート」のような本でした。 私が吉村昭氏の小説を読んだのは「羆嵐」は最初でした。 実際に起こった三毛別羆事件を元にし…

そうだ、葉っぱを売ろう!は本当は何を売ったのだろうか?

過疎の町、徳島県の上勝町というところが舞台のノンフィクションの本。 「そうだ、葉っぱを売ろう!」 転機は異常寒波でのミカン全滅だった。 1981年2月。 町の主要産業であったミカンの木が局地的な大寒波が上勝町を襲い、強制的に今まで経験してこなかった…

男脳と女脳

男脳と女脳 脳科学者の茂木健一郎著 女性と男性の違いを書いた本と言えば、 話を聞かない男、地図が読めない女 察しない男 説明しない女 男に通じる話し方 女に伝わる話し方 などが一時期話題になったことを思い出します。 どちらが良い・悪いではなく、違い…

モチベーションを考えて働く。

モチベーション革命 稼ぐために働きたくない世代の解体書 高度成長期の何もなかった世代と、現代のすでにある世代。 現代のすでにある世代のモチベーションに関する本でした。 印象的だったのは、googleが調査した生産性の高いチームの共通の要素の話で 「お…

人はなぜ働くのか。私はどのように働くのか。

「14歳で“おっちゃん”と出会ってから、15年考えつづけてやっと見つけた「働く意味」 [ 川口 加奈 ]」 大阪でNPO法人の理事長を務める方のお話でした。 アドセンターという民間のセーフティネットを管理されている方だということは知っていましたが、非常に苦…

「自分の中に毒を持て」

「自分の中に毒を持て」 芸術家、岡本太郎さんの著書です。 岡本太郎さんといえば、 「芸術は爆発だ」 と言う言葉が有名です。 そして、太陽の塔は今なお残る偉大な作品です。 「1970年に大阪府吹田市で開催された日本万国博覧会のテーマ館の一部として建造…

「イーグルに訊け」現代日本人の心の危機を避けるヒント

昨年2019年、日本人の自殺者は2万人弱です。 このデータを見て、どうように思いますか? ちなみに、1998年から14年間は連続3万人を超えていました。 この3万人を超えていたデータを知ると、 だいぶ減っているな。 と思いますよね。 ですが、1998年以降日本の…